10ヶ月女子を子育て中です。
慣れない育児、睡眠不足でヘトヘトですが、そんな中
息抜きを兼ねて出かけた移動図書館で、「母脳」に出会いました。
冒頭からしばらくは、さくさくと簡潔明瞭な文章に引き込まれました。
次第に、黒川さんの思い出の情景がありありと感じられ、
これはすぐ読了するのは勿体無いぞ、と思い
味わうようにじっくりゆっくり時間をかけて読みました。
こんなに、息子さんへの愛に溢れる本は初めてでした。
私には思い出の中のお2人が眩しく感じられました。
そうなると、振り返るのは自分の子育てなのですが、
どの章にも 母親を責める文章は一切なく、
子育て本にありがちな、怒られている気には全くなりませんでした。
愛を伝えるのにまだまだ遅くない、とエールを貰ったような気がします。
終わりの方の、息子さんが巣立つエピソードでは、涙が流れました。
ちょうど、寝落ちした子供をだっこしたまま読んでいたのですが、
我が子のそう遠くない未来を思うと、毎日がすごく貴重な時間なんだなぁと、
感じました。
たくさんの気づきをありがとうございました。
出会いは図書館の本でしたが、手元に置いて時々読み返したいと思い、
自分用に購入する事にしました。
育児中のお守りとして、また、黒川さん親子の心温まるエピソードを、
覗き見させて頂き、心がほっこりしたい時に。
きれいな文章とポジティブなエネルギーに浸りたい時に。
将来、我が子が大きくなった時、どんな子になっているかな。
答え合わせが楽しみです。
ああ、まずはキャッチコピーも考えないと。
この先の未来が本当にワクワクしてきました。
ありがとうございました。
Y.M様より